【覚え書き】ナイシン関連リンク集

自分のための覚え書き。

ラクトコッカス属 wikipedia
・「グラム陽性菌」「狭義の乳酸球菌」
・「ヨーグルトやチーズ等の乳酸発酵食品に多く含まれる」
・「基準種であるLactococcus lactisが重要」
・「pHや塩濃度の変動に強く、自然界に広く存在」

ナイシン wikipedia
・「34アミノ酸残基の多環式抗菌ペプチドであり、食品の保存料等に」
・「Lactococcus lactis の発酵によって生じる」
・「化学合成されることはない」
・「多くのバクテリオシンが通常近縁種しか阻害しないのに対し、ナイシンは酢酸菌Listeria monocytogenes等を含む広い範囲の種に対して効果」
・「10億分の1のレベルの濃度で効果」
・「食品添加物としてのナイシンのE番号はE234」

乳酸菌の共生および接着現象の解明と応用 関西大学
(1) 乳酸菌と酵母の共生
(2) 乳酸菌は酵母や炭水化物に接着する

食品添加物に抗ガン効果見つかる 2013
・抗がんメカニズム
・ガン細胞に特異的に働く理由

食品保存料ナイシンの有効的な利用法に関する研究(pdf) 2013
・「ナイシンとシナモンを併用すると,グラム陰性菌(大腸菌 Escherichia coli O157:H7)に対しても抗菌効果」

飲み込んでも安全な口腔ケア剤に期待 植物性乳酸菌由来ペプチド(たんぱく質)と植物エキスによる 天然抗菌剤に虫歯菌、歯周病菌への抗菌効果(pdf) 2012
・ネオナイシン
・ナイシン+梅エキスでグラム陰性菌に対して抗菌効果

ナイシン―類稀な抗菌物質―(pdf) 2010
4-3 ナイシンの作用機構
・「すでに詳細な作用機構が明らかとなっている」
・「リピドIIと呼ばれる細胞壁前駆体をターゲットとして付着」「細胞膜中に脂質を抱え込むように折れ曲がりながら入りこんで」
・「8分子のナイシンが4分子のリピドIIと結合」「トンネル状に孔」
・菌によっては、ナイシンが付着しただけでリピドIIが機能不全になって死ぬ
4-4 ナイシン生産菌の自己耐性
5-2 これから期待される応用例
・牛の乳房炎 「ナイシンを主成分とした予防剤は、黄色ブドウ球菌に対しては市販のヨード系薬剤を上回る効果」

生物プロセスシステムの最適化に関する研究(pdf) 2009
4-1. 酵母・乳酸菌共生系の利用

ナイシンの殺菌上有効な使用方法 2009
・「pH3で最も安定」
・「pH5.0〜6.5において、グラム陽性菌に対する殺菌活性がさらに向上」「pH4.0〜6.5において、グラム陰性菌に対する殺菌活性がさらに向上」すなわち「pH5.0〜6.5」がバクテリア全般に最強効果

ナイシン安定化剤 2009
・「除菌、制菌の目的で使用する場合には、その抗菌活性の高さから、比較的濃度が低くても所望の効果を発揮」
・「一般に、タンパク質やペプチドを室温で、特に希薄溶液中で長期間安定に保つことは困難」
・「最近の研究では、酸性条件下、過酸化水素により処理したナイシンにおいては、ランチオニン、メチオニン及びヒスチジンが酸化されていること、またナイシン作用部位であるリピッドII結合部位(N末部位)の酸化が、抗菌活性に影響を与えることが報告されている」

ナイシンが正式認可 2009
・2009年3月 「食品に使用する保存料として添加物指定」

ナイシンA 日本食品科学工学会誌 2008
・「ナイシンAが含まれるクラスIバクテリオシンは,ランチビオティクと呼ばれる細胞膜攻撃性の耐熱性低分子ペプチド(<5kDa)」
・生産菌 「安全が確保されているGRAS(Generally recognized as safe)微生物と認識されている」

添加物評価書(案) ナイシン(pdf) 食品安全委員会 添加物専門調査会 2007
5 安全性
(1)体内動態
①ヒトにおける試験
②In vitro 試験
・唾液由来プチアリン・トリプシンと反応→低濃度「阻止円の縮小が認められ、ナ イシンの抗菌性は低下」、高濃度「素支援の縮小は認められなかった」
・「精製パンクレアチンとα-キモトリプシンによって分解され、精製ト リプシンでは分解されなかった」→「パンクレアチンによるナイシンの分解はα-キモトリプシンによると結論」
(2)ナイシン様抗生物質産生菌のウシ及びヒトにおける存在
・「頻度は低いが、ヒト及びウシの腸内や鼻腔内に常在」
6 国際機関等における評価
・抗菌活性 「上部消化管におけるタンパク質の分解消化により即座に失われる」

“乳酸菌”って、どんな菌?-分かりやすい基礎講座-(その2) 2007
1.乳酸発酵のタイプと発酵生産物
2.乳における乳酸菌の糖とクエン酸の代謝
3.乳酸菌による乳タンパク質の分解
4.乳酸菌の生成する細胞外多糖
5.乳酸菌が生成する抗菌性物質
・微生物の生育に対する酸の阻止作用 「同じpHの場合は塩酸などの無機酸よりも、乳酸や酢酸のような有機酸の方が阻止効果が強い」「酸による微生物生育の阻止作用は、水素イオンだけでなく、陰イオンあるいは酸の非解離分子も関与」「酢酸は乳酸よりもさらに強い」
・ナイシン 「本体がタンパク性の高分子物質で、一般に抗菌スペクトルが狭く、その生産性がプラスミド(染色体外性遺伝体)支配である点で、通常の抗生物質とは」異なる

乳酸菌の機能を生かしたバイオプリザベーション 2007以前?
3. 乳酸菌の抗菌作用
・ナイシン「細菌細胞膜に侵入し、孔をあけて、ATPやアミノ酸などを細胞外に漏出させ、プロトン駆動力を破壊」「芽胞に対する阻害機構はまだ不明」
・「乳酸塩やクエン酸を併用すると、ナイシンが細胞内に浸透しやすくなり、サルモネラや大腸菌のようなグラム陰性細菌もかなり効果的に抑制」

ナイシン生産性乳酸菌を利用 した米麹及び米味噌の製造方法(pdf) 2002
・キモトリプシンなどの消化酵素で容易に分解(高い安全性)。

乳酸菌の生産するバクテリオシン 2000
〇生合成機構
図1 ナイシンの生合成モデル図
〇バクテリオシンの作用機作
・「まず細胞膜中の陰イオン性の細胞膜リン脂質にナイシンが結合する(1.細胞膜への静電気的結合)」
・「ナイシンの立体構造は,水溶液中では自由な構造をとっているが,疎水的な環境では細長いらせん構造をとり…」
・「膜電位(△ψ)やpH勾配(△pH)を推進力として,リン脂質頭部に結合したままヒンジ領域で折れ曲がりながら細胞膜に入り込み(2.細胞膜への侵入)」
・「膜を湾曲させて孔を形成する(3.孔の形成)」
・「細胞壁側に位置するlipidIIのペンタペプチドに結合」


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「よくここまでスクロールしたですね」
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