ネコ口腔ケア用品の香味料を見ていろいろ考えた

後日また記事にします」と書きながら、ずいぶん経ってしまいましたが。。。

ORALPEACE for PET。

 

ナイシン配合なのでぜひ使ってみたい!と思ったけど。
自分でも歯茎が腫れたときに使ってみようと思ってるけど。

成分

ナツミカン、ハッカ、スペアミント。
まるで猫避けにゃん。

このブログの読者の皆さんならご存じと思いますが、一般的には、猫はミカンやハッカを嫌がります。
肉食性のネコの肝臓は、植物への対応能力が低い。
香りで忌避することで、毒をとりこまないようにしてるんですよね。

「ペット用」と書いてあっても、実はお犬様専用なのでしょうか?
いいえ、公式ページ にこう書いてあります。

  • ワンちゃん・ネコちゃんの健康とペットとの快適生活に 「飲み込んでも安心」と話題のオーラルピースから ペット用アイテム「ORALPEACE for PET」が新登場!!
  • ネオナイシン®*配合、水と植物由来成分で作られた愛犬愛猫用の口腔ケア健康ジェル
  • 「ネオナイシン®*配合、水と植物由来成分で作られた愛犬愛猫用マウスケアスプレー」


間違いなく、猫も ターゲット。
それなのに、なぜ、そんなモノが???


「人間用に開発された製品をペット用に」 とHPに書いてあるので、人間用製品と比較してみます。

人間用ペット用
歯みがき&口腔ケアジェル内容量:75g(約2か月分) 価格:1,080円(税込)
全成分:グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、ナツミカン花水(香味剤)、ウメ果実エキス(清掃助剤)、キサンタンガム(増粘剤、トウモロコシ由来)、ハッカ油(香味剤)、スペアミント油(香味剤)
内容量:75g(約2か月分) 価格:1,080円(税込)
全成分:グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、ナツミカン花水(香味剤)、ウメ果実エキス(清掃助剤)、キサンタンガム(増粘剤、トウモロコシ由来)、ハッカ油(香味剤)、スペアミント油(香味剤)
マウススプレー&ウォッシュ内容量:30ml(約2か月分) 価格:1,080円(税込)
全成分:グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、ナツミカン花水(香味剤)、ウメ果実エキス(清掃助剤)、ハッカ油(香味剤)、スペアミント油(香味剤)
内容量:30ml(約2か月分) 価格:1,080円(税込)
全成分:グリセリン(保湿剤・甘味剤、パーム椰子由来)、水、乳酸球菌培養エキス(清掃助剤)、ナツミカン花水(香味剤)、ウメ果実エキス(清掃助剤)、ハッカ油(香味剤)、スペアミント油(香味剤)



モロに一致しますね。
人間用ペット用、それぞれのページからコピペしましたが、完全に一緒です。
「きえ~る」みたいに、パッケージは別でも中身は同じなのかも。

人間グレードなのはありがたい。
でも、猫にミカンやハッカはいかがなものか。

「ペット用」にこのような香味料を使用している点について、公式サイトには説明がありません。
少なくとも私には見つけられませんでした。
製品ページパンフpdfQ&A もチェックしたのですけど。

う~ん。
ナツミカンetc. も気になるけど。
何も言及していないことは、もっと問題だなぁ。

柑橘系やハッカ系が入っていることに対して、猫飼いの不安や疑問を解消する一文があってもいいと思いませんか?
それもないってことは、猫とミカンやハッカやミントの相性の悪さを わかってない(or 無視してる)んじゃ?
そんなメーカーの作ったものは信用できない、とそこまで考えてしまいます。


かつて重曹ブームの頃によく見かけた文章を思い出します。
「ペットのドライシャンプーに。身体の各所に振りかけてブラッシングすると臭いが取れます。ペットが身体を舐めても安心です」
ネットのあちこちに同一の文章があるので問い合わせたら、A社という大手重曹メーカーの販促資料がソースでした。

「ペットが舐めても」 はデータを取ったわけではなく、一般的な安全性として書いたそうです。
食品にも使われるものだから赤ちゃんが口に入れても大丈夫。
人間に安全なものならペットにも安全。
一般的な安全性とはそんなところでしょうか。

絨毯やぬいぐるみに重曹をまぶしてキレイにする裏ワザがありますよね。
毛足つながりで「犬猫にも使えるよね」「食品添加物だからナメても平気だしね」程度のノリで書いたのかなぁ。
塩分摂取や尿pHへの影響なんて、考えもせず。


人間用品のメーカーにとって、犬猫は専門外 の分野です。
十分な知見もないまま「ペット用」を作ったり、安易に「なめても安心」「飲んでもOK」などと記載している場合があるかもしれません。
第三者機関による審査があればいいのにな。

まとめ。
・人間幼児とペットは違う。
・犬と猫にも違いがある。
・メーカーは多方面からの考察と適切な情報提供を。
・飼い主自身も常に勉強を。
・そして、オーラルピースさんには、ネコに適したフレーバーによる商品開発をぜひお願いしたいです。

おしまい。
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